

亀山市の60歳代のご夫婦、子供さん2人、お孫さん2人で暮す2世帯住宅がご希望です。おじいちゃん:
「何から何まですべて桧で建てたいが、建てることができるかな?」
という素朴な質問から家づくりが始まりました。
木暮
コーディネーター:
「もちろん建てることができます。構造材(柱、梁桁、土台)そして造作材(床、天井、壁)を桧で造ることができますよ!」
しかし・・・・、いざ見積りをすると、予算オーバーになってしまいました(~_~;)。
そこで、お客様と相談しながら、構造材である梁や桁は米松で建てることになりました。
残念がるおじいちゃん。でも、いたしかたありませんね。
しかし、直接触れる床材選びについては、おばあちゃんの足が悪いとのことで、しっかり選ぼう!ということになり、いろんな無垢のサンプルをお持ちし、実際に素足でその上を歩いてもらうことにしました。
木暮コーディネーターは桧と杉と桜、それにナラの材料を床に並べました。
おばあちゃんだけでなく、お孫さんたちまで、楽しそうにいろいろな床材の上を歩き始めます(笑)。
お孫さんたち:
「僕、これがいい!」「私、これ~!!」
それぞれ違う材料がいいと言っています・・・(~_~;)。
おばあちゃん:
「私はこれがいいわね!!一番、いい感じだわ!」
おばあちゃん大喜びです。その素材は杉でした。
とても軟らかいのが特徴で、素足で歩く気持ち良さはMAXです。
しかし、キズがつきやすいのも特徴です。
そのことをきちんと説明し、どれだけついてもいいように、厚み36ミリの材料を取り出した木暮コーディネーター!
通常のフローリングは15ミリ程の厚さですから、36ミリはかなり分厚いですね。
確かに軟らかいため、暮らしているうちにすりへっていきますが、この厚みがあれば絶対大丈夫(^^♪!
おじいちゃん:
「これは、一生ものだな(笑)!」
と、みんなの楽しそうな雰囲気を眺めて、とても満足そうでした。
他の材料も一つ一つ、その場所や生活上の使い勝手、メンテナンスのことを考えて決めていきました。
「すべて桧で!」という最初のご希望とはまったく変わりましたが、とっても満足いただいた家づくりとなり、2世帯みんなで気持ちよく暮らしていただいています!
予算オーバーになったときの、おじいちゃんの落胆ぶりには少し心配したけど、みんな嬉しそうで良かった!!!

鈴鹿市にお住まいの30歳代ご夫婦、子供さんは3人です。奥様:
「内装をカントリー調にしたいので、パイン材を床、壁、天井すべてに貼りたいわ!」
という。隣の旦那様は・・・・、とても厳格な感じで、失礼だが、かわいいお家が似合わず、どちらかというと、欅(ケヤキ)の大黒柱というイメージの人(苦笑)。
木暮コーディネーターも、それに気づいたらしく、そっと旦那様に聞いてみたようです。
木暮
コーディネーター
「N様の住みたい家ってどんな感じですか?」
旦那様:
「いや、実は・・・。嫁とは正反対なんだよ・・・。でも、家にいるのは嫁だからね。嫁の言うように建ててやってくれ。俺はいいよ。」
なんと、やさしい旦那様!
ここで、木暮コーディネーターのプロ魂に火がついたようです。
“奥様、旦那様、ともに喜べる素材を提案したい!”
パイン材は、一言でいうなら女性的な木です。白っぽくて、やわらかく、そして、とても嬉しいことに、安価なのが特徴です。
いろいろ考えたあげく、木暮コーディネーター中野が、床材に提案したのが“ナラ”の木です。
男性的な木で、色は黄色く、固いのが特徴。
木暮
コーディネーター
「パインだとかわいいのですが、とても柔らかい素材なのでキズがつきやすいのです。そのキズがたくさんついていき、風合いが出てきますが、きれい好きな奥様には、少し気になるかもしれません。今までの例を見ても、そこに汚れ等がたまり、気になる方もいらっしゃいましたから・・。そこで今回は“ナラ”の床材をご提案したいのです。
と伝えた木暮コーディネーターの目は、とても真剣でした。
奥様:
「そうですか、、、それはきっと、私、毎日すごく気になると思います。でも、”ナラ”の木って高価ですよね?」
木暮
コーディネーター
「そうですね、確かに少し高いです。でも、品質は変わらないのですが、節があるとお値打ちになるので、そちらはいかがですか?パイン材も節がありますし、その辺は奥様のお好みには合っていると思うのですが!」
と、実際の“ナラ”の節ありの床材を取り出す木暮コーディネーター。
旦那様と奥様は、手を伸ばし触ってみていました。
奥様:
「あら!これなら、いいじゃない!色もいい感じ!
これでキズが付きにくいのなら、これがいいわ!」
旦那様:
「うん、ええな~。節もそれほど気にならんし!」
とのお返事。木暮コーディネーターの顔に安堵の笑顔が浮かびます。良かったね。
室内のトータル的なイメージは、珪藻土の塗り仕上げとパイン材をうまく併用して、男性的なイメージとナチュラルなやさしさで、壁、天井を演出することになりました。
床材に“ナラ”の木を使ったことで、少しシャープなイメージも入り、ご主人様も満足のおしゃれな家ができました。
完成後、旦那様から木暮コーディネーターに「ありがとう!」という笑顔とともに、心のこもった力強いお言葉をいただいたようです。そのお言葉ほど嬉しいものはないでしょうね。

亀山市にお住まいのOさんご家族。40歳代のご夫婦と子供さん2人。ですが、旦那様は仕事がら、環境にやさしく、CO2削減に興味があるとのこと。
車はやはりプリウス!
そこで、木暮コーディネーターの出番。
「環境にやさしい家としての木の家」をご提案することにしたようです。
その日は旦那様がお仕事だったので、奥様へのご提案でした。
木を使うことがいかに、環境によいのか?を奥様に説明する木暮コーディネーター。
すると、話は環境の話題となり、旦那様の仕事のことを詳しく聞かせていただけました。
そうしたら、なんと木暮コーディネーターが想像していた以上にすばらしい仕事をされていると分かり、感動してしまったそうです。
聞いていた僕も、知らないことばかりで、勉強になったし、感動して、こんな人に木の家に住んで欲しい!って思ったぐらいなんだ。
そこで、さらに、木暮コーディネーターは、断熱と気密の性能を上げて、家をまるごとすっぽりと魔法瓶のようにすることで、住みながらにして冷暖房負荷が少なくなる家(高断熱高気密住宅)の存在を説明していました。
どのような家かは、詳しく紹介されているNPO法人 新木造住宅技術研究協議会(略称 新住協)を見てください。
結局、O様のお家は、環境にやさしいという観点から多少予算オーバーしましたが、絶対的に環境にやさしい生活スタイルができるという、こだわりの家が完成しました。
木の家にまったく興味がなかったところから始まり、環境への配慮をしっかり考えていたO様ご夫妻に、木の家の良さが伝わり、結果として木の家を選んだいただけたことが、すごく嬉しく、また誇りとさえ感じられました。
「ほら、やっぱり木の家って最高でしょ!」って感じです(笑)。
このように、木の家を建てる方、それぞれまったく違う想いを持たれています。